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思ったのと違う色になってしまった!カラーの色の作り方と考え方について。

カラーをする時によく美容師さんと見ている色のイメージがたくさん載っているものがありますよね?

カラーチャートと言いますがそれを見て、「あ、この色にしたい!」と言って決めたりした経験のある方も多いのではないでしょうか?

そして、そのカラーショートに載っていたイメージの色と仕上がりの色が違ったなんて経験も。。

もちろん美容師としてイメージ通りに仕上げるということは大切なことです。

そこで美容師がどんなことを考えてカラーをしているのか?

なぜ同じカラーをしても同じ仕上がりにならないのか?

というところを説明したいと思います。

 

カラーで色を作っていく時に美容師がイメージしているのはこれです。IMG_1234

色相環と言います。

この色相環は色味のバランスを表現したもので色味を混ぜ合わせて作る時にとても大事な考え方になります。

 

例えば、、

明るいカラーをしている人は色が抜けてくると毛先が黄色くなってしまうことがあるかと思います。

そうすると派手に見えるし、キンキンして綺麗に見えなかったりもします。

そこで美容室に行って

「毛先が黄色くなってしまったのでこの黄色い色を落ち着かせたいんです!」

と言った経験もあるのではないでしょうか?

そこでそれを言われた美容師は考えます。

この黄色く抜けてしまった髪の毛を落ち着かせるために。

こちら使います。

IMG_1234

髪が黄色くなってしまっている状態は毛髪内のバランスが黄色側によってしまっているということ

イメージ的にはこの辺にいると考えます。

IMG_1235

そしてその黄色い状態を抑えるためには黄色の反対側にある色、つまり紫色を使用しますIMG_1236

黄色を反対色である紫が打ち消すことで色味を変えてあげることがでます。

 

これは1例ですが美容師がカラーを考えるときは、

 

どんな色にしたいのか?というイメージから

素材の髪の状態

ブラウンの色素はどれくらい残っているのか?

その中で色味のバランスは?

赤が強いのか?黄色が強いのか?

 

その時の髪のバランスを見極めてカラーを調合しています。

こちらのカラーは茶味がある程度抜けたハイトーンで黄色の比率の多い状態でした。

そこで紫色をベースとしたカラー剤を使用して黄色味を抑えたカラーをすることができました。

 

冒頭で話したカラーチャートは赤味も黄色味も強くない一般的なバージン毛(黒髪)に対してカラーをした時の仕上がりになります。

人それぞれ赤味が強かったり、カラーをしていて茶味が無くなり薄かったりと状態が違うので、その色を使用しても同じ仕上がりにならないということがわかるかと思います。

 

その時の髪の状態でやりたい色ができない場合もありますので美容師さんにご相談ください。

 

*香港のCauseway Bayにある美容室*

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